2011年05月18日

正常細胞ががん細胞を丸のみに、新しいがん治療法か?

正常細胞が丸のみして破壊…がん治療に期待
2011/05/16 10:28更新
 がんのもとになる異常な細胞を、周囲の正常な細胞が食べて破壊するメカニズムを神戸大大学院医学研究科の井垣達吏特命准教授(遺伝学)らのチームが解明した。がんの新たな治療法開発につながる可能性がある。
 がんのほとんどは臓器の内部を覆う「上皮組織」の細胞で発生する。
 チームがショウジョウバエの幼虫を使って実験した結果、上皮組織で一部の細胞ががんになりかけると、隣の正常な細胞で特定のタンパク質の働きが活発になり、ほかの細胞を食べやすいように形状を変化させていた。その後、異常細胞を生きたまま丸のみして破壊した。
 チームはヒトやイヌなどの培養細胞を使った研究も進めている。井垣特命准教授は「これまではがん細胞を殺す努力をしてきたが、正常な細胞を元気づけ、食べさせる治療法も考えられる」と話している。
 成果は米科学誌デベロップメンタルセルに掲載された。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/507127/
(イザニュースより引用)


これは新しいがんの治療法として期待が持てそうなニュースだ。


これまでもがん細胞を攻撃したり破壊したりする細胞の研究はされて来たが、それは白血球などいわゆる免疫細胞といわれるもので、通常の体を形作る細胞ではなかった。


しかし、上の記事の研究では、がん細胞の隣にいる普通の細胞が「がん」をやっつけてくれるらしい。


これは、強盗に入られたときに警察に助けを求めるまでもなく、強盗をやっつけられる強力な武器を持ったようなものだろう。


自分でも強盗をやっつけるし、警察にも助けてもらえば尚心強い。


同様に、普通の正常細胞と共に免疫細胞のダブルでがん細胞を破壊できる治療法も可能になれば、がん撲滅に大きく一歩近づくことになりそうだ。


posted by トム at 23:09 | 日記
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